こんにちは,理系男子くんです.
今回はガジェット系の話題として楽天モバイルMNOサービスについてお話していきたいと思います.
楽天モバイルMNOサービスに対する総括としては
・利用料無料で最低限のデータ通信が使えるのは有益
・場所(と時間)を選ばないと品質はかなり落ちる
ということから
・サブ機としての導入は検討に値する
と言えます.
・楽天モバイル無料サポータープログラム
・Rakuten UN-LIMIT
・どのような使い方がよいのか
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・楽天モバイル無料サポータープログラム
私は昨年9月から始まった5000人限定の楽天モバイル無料サポータープログラムに当選し,当時使っていたキャリアからMNPをして乗り換える形で利用を始めました(現在募集は終了しています).
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乗り換えた理由としては
・料金が無料ということでかなり通信費の節約になる.
・新しい携帯端末が欲しかったというタイミングで,楽天モバイル対応端末を購入することで楽天ポイント10000ポイントをもらえるキャンペーンが魅力的だった.
・配信されるアンケートに回答することで楽天ポイントがもらえる(月に1000ポイント)のが魅力的だった.
があります.
2019年9月から現在2020年4月までの約半年間楽天モバイル無料サポータープログラムを使ってみて,メリットとして
・利用料無料で月100GBまでデータ通信ができる,また追加でデータ通信料のチャージが出来る.
・楽天モバイル対応端末を購入することで10000円分の楽天ポイントを得られるので実質の端末代が安い
・アンケートに答えることで楽天ポイントを半年間毎月1000ポイント得られる.
・通話料も無料なので気兼ねなく通話ができる.
がありました.ただし得られる楽天ポイントは期間限定ポイントだったので有効期限が存在することと楽天カードの支払い等一部の支払いには利用できないポイントであることに注意が必要です.
一方デメリットとして
・楽天モバイル専用端末を持っていない場合は購入しなければならない.
・今回は2年縛りのあるキャリアからMNPで転出しての申し込みだったので違約金がかかった.
・3大キャリアに比べて回線の品質が劣る.
がありました.私の場合は楽天ポイントを用いて端末代を支払っていたので実質無料で端末を買うことが出来ましたが,基本的には初期費用として端末代がかかることを念頭に置く必要があります.
MNP転出については,楽天モバイル無料サポータープログラムの申込期間の関係で違約金を払う必要がありました.
回線の品質については様々な記事で言われている通り,楽天モバイルの基地局数の関係でかなり質が低いです.
データ通信,通話双方に言える問題点として通信網の利用が増える夜,屋内や地下などの電波が届きにくい場所などは体感ですがかなり繋がりづらいと思います.
参考までに,昨年末に測定した通信速度の結果です.
数字上はある程度通信速度が出ていますが,実際にブラウジングする際にはページが読み込めないことがあったりしました.
3大キャリアを使っていた際に通信速度を測っていたわけではないので単純な比較はできませんが,体感ではページの読み込み等に対する安定感にかなり差があるように感じました.
・Rakuten UN-LIMIT
2020年4月8日に楽天モバイルからリリースされたのがRakuten UN-LIMITというサービスです.
このサービスの本格始動により楽天モバイルMVNOサービスは新規申し込みを停止しているようです.
無料サポータープログラムからの乗り換えの場合4月8日以降でないと申し込めないということで,私自身Rakuten UN-LIMITには3月中に新規申込者として事前登録をしていました.
Rakuten UN-LIMITに申し込む際のルールは以下の様になります.
Rakuten UN-LIMITが打ち出しているプランとしては
・プラン料金は2980円(先着300万名までに限り1回線目は1年間無料)のもののみ.
・対象の楽天回線エリアではデータ量使い放題でありエリア外ではパートナー回線に接続され5GBまで通常の通信速度,制限超過後は最大1Mbpsでの通信になる.
・Rakuten Linkアプリを使えば国内通話無料(アプリ外での通話は30秒20円の従量課金制)
・グローバルでは2GBまでデータ通信可能で,制限超過後は最大128kbpsでの通信になる.
というものです.
データ通信については以下の画像のようになっています.
制約が無いとは言い切れないが,データ通信が無料であることを考えるとこのぐらいは許容範囲内だと思います.
通話料金,SMS料金については以下の画像にようになっています.
通話・SMSともに楽天の自社アプリである楽天Linkの使用が前提のようです.
楽天Linkに関してはメイン機でRakuten UN-LIMITを使う場合には使用を避けられないものであると思います.
そして気になるRakuten UN-LIMIT対応機種ですが,併せ買い対象製品は以下の画像の様になっています.
Rakuten UN-LIMITへの申し込みと合わせて対象製品を購入することで楽天ポイントが付与されるようです.
また既にに購入した製品に対応機種がある場合はSIMカードのみを申し込むことで楽天モバイルを利用できるようです.
開通して約10日経過時点でのRakuten UN-LIMITの使用感として以下の通信速度の画像を載せておきます.
上り下り共に多少通信速度が改善しているようですが,実際の使用に際してどの程度快適であるかはまだまだ検証の余地があるのではないかと思います.
ということで楽天モバイル無料サポータープログラムを踏まえたRakuten UN-LIMITの使い方としては
サブ機として新規申し込みをして1年間使用し,基地局等の整備が出来てきた段階で改めて既存の3大キャリアや格安SIMと比較するのがベターかと思います(現状Rakuten UN-LIMITに2年縛り等の制約は無いのでこの方法が良いかと思います).