Uforのブログ

様々な考え方

自家製ヨーグルトを最適化!実験思考による理系的ヨーグルト作成術①!

こんにちは,理系男子くんです.

 

 

今回はライフスタイル系の話題として,自家製ヨーグルトを作る際にどのように作ると上手くいくのかを検証したので取り上げたいと思います.

 

・なぜ自家製ヨーグルトを作るのか

・用意するもの

・レシピ

・考慮する変数

・1回目のヨーグルトを作ってみた 

・初回の反省と2回目の作製

・ヨーグルトを2回作成してみた考察と今後

 

・なぜ自家製ヨーグルトを作るのか

 

これは単純に,大量のヨーグルトを安く食べたいからです.

 

ただし,市販のヨーグルトを種菌として用いて発酵させて作っているので,腸内環境などに対して市販のモノと効きが同じかと言われると定かではないです.

 

・用意するもの

 

今回自家製ヨーグルトを作るために用意したのは

 

・ヨーグルトメーカー

・種菌となるヨーグルト

・もととなる牛乳

・栄養となる砂糖

 

です.これに加え,

 

・砂糖を測る際や牛乳とヨーグルトを混ぜる際に使う長いスプーン

・固形のヨーグルトを用いる際に別でもう1本使うスプーン

・牛乳とヨーグルトと砂糖を混ぜるためのコップ

 

も用意しました.

 

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砂糖・ヨーグルト・スプーンを用意する

 

今回はヨーグルトを作る際に考慮すべき変数の値を変えることによって完成するヨーグルトにどのような違いが生まれるのかを検証したいと思います.

 

・レシピ

 

今回用いたヨーグルトメーカーはIRIA OHYAMAのものです.

 

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IRISOHYAMAのヨーグルトメーカー

 

www.irisohyama.co.jp

 

ヨーグルトメーカーを使った自家製ヨーグルトの作りかたとしては

 

①コップ・スプーンを熱湯で消毒します(沸騰したお湯で1分程度).

②1Lパックの牛乳をレンジで人肌程度まで温めます(600W3分程度).

③消毒したコップに牛乳をある程度出して,砂糖(変数1)と混ぜます.

④ヨーグルトの種菌を③と混ぜます.

⑤④を牛乳パックに戻します.

⑥口を閉め(閉まらない場合はラップをし)てヨーグルトメーカーにセットします.

⑦発酵温度(変数2)と発酵時間(変数3)を設定します.

⑧発酵終了後は冷蔵庫で冷やします(8時間程度).

 

・考慮する変数

 

ヨーグルトを作る際に重要になってくる変数として

 

・牛乳の種類

・ヨーグルトの種類

・砂糖の量

・発酵温度

・発酵時間

 

があります.

 

この中で今回考慮する変数は

 

・砂糖の量

・発酵温度

・発酵時間

 

の3つです.

 

全てのヨーグルト作成に共通してトモエ乳業の「大地の牛乳」を使用しました.

 

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ヨーグルトの基となる「大地の牛乳」

 

「大地の牛乳」の成分表示は以下の様になっています.

 

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「大地の牛乳」の成分

 

また全てのヨーグルト作成に共通して小岩井乳業の「小岩井生乳100%ヨーグルト」を使用しました.

 

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種菌となる「生乳100%ヨーグルト」

 

 成分表示は以下の様になっています.

 

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「生乳100%ヨーグルト」の成分表示

 

products.koiwaimilk.com

 

今回作成するヨーグルトを評価する際の基準として”完成したヨーグルトがどれだけ固まったか”を考えていきたいと思います.

 

これは完全に筆者の好みの問題です.

 

・1回目のヨーグルトを作ってみた

 

 1回目のヨーグルトは

 

・砂糖30g

・発酵温度42℃

・発酵時間8時間

 

の条件設定で作成しました.

 

結果は...

 

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1回目の自作ヨーグルト かなり水っぽいです.

 

かなり水っぽいヨーグルトが出来てしまいました.

 

上澄みは牛乳とヨーグルトを混ぜたような液体が100mL程度できてしまいました.

 

この結果を見て考察できることとしては

 

・種菌(ヨーグルト)の量がヨーグルトの素(牛乳)に対して少ない.

・発酵時間が適切ではない.

・発酵温度が適切ではない.

・種菌の栄養(砂糖)の量が少ない.

・砂糖の種類が適切ではない

 

といったところです.

 

今回はこの中でも発酵時間に注目しました.

 

発酵時間を増やすことで上澄み液がヨーグルトに変わったり,よりヨーグルトが固まるのではないかと考察しました.

 

他の変数についてですが,発酵温度はヨーグルト,特に関与成分である細菌に固有の最適温度はあるのではないかと考察しています.

 

また砂糖の量ですが,これもある程度は関与成分である細菌に依存すると思われますが,砂糖の必要量及び最適量については種菌として用いたヨーグルトの量に比例するのではないかと考察しています.

 

砂糖の種類についても同様に種菌に依存して相性の良し悪しがあるのではないかと考察しています.

 

・初回の反省と2回目の作製

 

初回作成の考察から発酵時間を長く取った方がヨーグルトが固まるのではないかと考えたので,

 

・砂糖30g

・発酵温度42℃

・発酵時間12時間

 

の条件設定で作成しました.

 

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発酵時間を長くして作成したヨーグルト.

 

発酵時間を長くして作製したヨーグルトはまだ上澄み液が多少残るものの前回のヨーグルトよりは固まった印象でした.

 

発酵時間を延ばしたことによるヨーグルトの固形化への効果はあったように感じます.

 

ここで,小岩井乳業の生乳100%ヨーグルトに関する記事を確認してみました.

 

www.koiwaimilk.com

 

この記事によると,数時間程度の発酵で完成する一般的なヨーグルトに比べて甘乳100%ヨーグルトでは発酵時間を長く取っているようで,十数時間程度の発酵時間でゆっくりと発酵させることで滑らかな味わいを作り出しているそうです.

 

このことから発酵時間を長くしたことは効果があったことが分かりました.

 

・ヨーグルトを2回作成してみた考察と今後

 

この結果と最初にヨーグルトを作成した際の考察から

 

・発酵時間は長いほうがヨーグルトが固まる.

・砂糖の量や発酵温度など動かしやすい変数についてはまだ考慮する余地がある.

 

事が分かりました.

 

次回のヨーグルト作成では発酵時間を固定したうえで砂糖の増やしてみたいと思います.

 

これは砂糖の量がヨーグルトの生成に寄与しているのではないか,と考察したことに加えて筆者がある程度味のついたプレーンヨーグルトを食べたいからです.

 

 

ということでヨーグルトを食べる時間の関係でここからの結果に時間がかかってしまうので,また改めてブログに書こうと思います.

 

次の記事もよろしくお願いいたします.

 

以上,理系男子くんでした.